大学の学食

今日は用事があって、デュッセルドルフ大学に行って、お昼は大学の学食「メンザ」で食べました。

ドイツの大抵の大学は公立で、授業料がほとんどかかりません。その上、健康保険や公共交通機関の定期券など、学生はものすごく優遇されるのです(税金が高いわけだよ!)

大学の学食も、すごく安いんですよ。外部の人が行った場合は値段が違うのですが、学生はすごく安い!私は今日、学生と行ったので、学生料金で食べてきました。ビーフシチューみたいなの2つ、サラダひとつ、ライスひとつ、温サラダひとつ、飲み物ひとつ、デザート(果物のソースのかかったプディング)ひとつ、締めて約700円でした。

大学の学食と言っても、たぶん日本の大学の学食とはかなり雰囲気が違うと思います。と言うのは、こちらの大学生は在学期間が長く、高校を出て企業などで働いたりした後に大学に進学する人も多く、年齢がまちまちなんです。その上、外人率がすごく高い。教育費の安さもあって、ドイツは留学生に人気があるようです。そもそもデュッセルドルフに住んでいる約30%は非ドイツ人だそうなので、そうなりますね。

そういえば、先日、小学校の遠足らしき集団に出会いました。子供たちは10歳前後でしょうか。それはそれは国際色豊かでしたよ。15人くらいの中で、ドイツ人だと思われる子供は3人くらいしかいませんでした。デュッセルドルフの町の中でも、外人がたくさん住んでいる地域、ほとんどがドイツ人の地域、などがあるので、学校によっても大きく違うのだと思います。

ドイツも出生率が低いのに(日本よりちょっと高いくらい)、移民や難民の人達は子だくさんだったりするみたいです。だから子供だけの統計を取ったら、外人率はもっと高いのだろうと思います。

ちなみにデュッセルドルフは日本企業が多く、ヨーロッパではロンドン、パリに次いで3番目に日本人がたくさん住んでいる街です。ただ日本から駐在で来ている人も多く、駐在員の子供たちは大抵日本人学校に行くので、公立学校の日本人率はあまり多くありません。

そういえば、大学にも日本人はあまりいませんね。日本から留学する場合は、やはり英語圏に行く場合が多いのでしょうか。

 

 

 

 

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