1999年から毎年開催されている「なら燈花会」。
古都奈良がろうそくのやわらかな光に包まれる、夏の風物詩です。
どこかなつかしい、いにしえの時を思い起こさせる10日間です。
日程やアクセス、歩き方などをまとめてみました。
なら燈花会 日程とアクセス
日程: 8月初めから中旬までの10日間
2017年8月5日(土)~14日(月)
点灯時間: 19:00~21:45
開催場所: 奈良中心部
猿沢池、興福寺、奈良公園、奈良国立博物館、東大寺、春日大社・・・
アクセス:
開催期間中はたくさんの人出が予想されるため、公共交通機関を利用してください。
JR奈良駅もしくは近鉄奈良駅 (近鉄奈良駅の方が会場に近いです)
会場までは徒歩か、バスで「春日大社本殿行」「高畑町行」もしくは「市内循環」
*期間中、奈良公園周辺は夕方から車両の乗り入れが規制されます。
なら燈花会の歩き方
*なら燈花会の標準ルート
JRもしくは近鉄奈良駅→猿沢池と五十二段会場(JR駅からは約10分、近鉄駅からは約5分)
→興福寺会場(5分)
→浮見堂会場(10分)
→浮雲園地会場(10分)
→春日野園地会場(5分)
→奈良国立博物館会場(5分)
→駅へ
かっこ内に徒歩での移動時間を書いてみましたが、会場のどの地点からによっても違ってくるので、あくまでも目安ということで。
注)このルートを何も見ないで歩き通せば約1時間で周れてしまうということになりますが、実際に行ったらそれは絶対に無理です!
どこもきれいですが、猿沢池に映る興福寺の五重塔、ろうそくの灯りに縁どられた鷺池にかかる浮見堂は必見でしょう。
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「会場」となっている場所以外にも、たくさんのろうそくが置かれていますよ。
三脚での撮影が禁止されていますので、気を付けてくださいね。ろうそくの光はやさしいけれど暗いので、写真に撮るのはなかなか難しいです。撮影の腕の見せ所、かも。
期日限定の東大寺と春日大社
東大寺と春日大社は、期日限定になっています。それだけに混みあいますが(旧盆の時期でもあるので)、大変美しく、荘厳な雰囲気を味わうことができます。
東大寺
点灯日: 8月13日と14日
点灯時間: 19:00~21:45
大仏殿夜間拝観があります(19:00~21:00)。
東大寺サイト
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春日大社
点灯日: 8月14日
点灯時間: 19:00~21:45
春日大社の長い参道がろうそくと燈籠の光に照らされる様は、まさに「幽玄」という言葉がぴったりです。
春日大社サイト
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まとめ
なら燈花会は毎年70万人くらいが訪れるということです。週末は特に混みあいますし、燈花会の最終2日は、旧盆休みとも重なります。
かなりの人出なのは覚悟して行ってくださいね。
会場を全部歩くとかなりの距離です。歩きやすい靴で出掛けましょう。浴衣の場合は、事前に下駄を履き慣らしておきましょう。
立ち止まって紙の地図とにらめっこしていると、鹿に地図を食べられてしまうかもしれません(私の実体験。びっくりしましたよ~。昼間のことです。夜は鹿もおとなしいかも)。
そういえば、なら燈花会のろうそくは、鹿が食べても大丈夫なようにヤシ油製を使っているそうです。
「なら燈花会」、楽しんできてくださいね。
なら燈花会サイト
なら燈花会 雨の時は?開催中止情報は?夜間拝観開館情報
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