トットちゃん第32~33話感想
時代なのでしょうけれど、男性の身勝手さというかわがままというか・・・女性は大変だったなあと思います。まあ、今でも大変ですけれどね。
いよいよトットちゃんが、NHKの俳優募集記事を見つけて、テレビジョンで生きていく人生が始まりそうです。
トットちゃん32話 ダニーがエミーの元を離れ、守綱さんとチョッちゃんの愛は深まる
えつおばさまの若い恋人。良いじゃない、えつさんだって必死に生きてきたんだもの。また幸せになる権利はあるもの。良かったね。それにしてもチョッちゃんにお店番を押し付けてデートとは。。。
ダニーさんがエミーさんの元を去ってしまいました。エミーさんはもうダニーさんが愛した伯爵家から裸足で逃げてきたエミーさんではない・・・人は変わるもの。変わってしまったらもう元には戻れない。ましてや辛い戦争の時期を必死に生きて来たエミーさんが、昔のエミーさんのままのはずがないのに。結局ダニーのわがままでしかないと思う。本当にエミーさんを愛しているなら、理解しようと努力をするはず、文句を言うのではなくて。
そして朝さんに、自分が死んでも年下の男と恋などするな、と言う守綱さん。もう、ホントに男の人って、勝手だなあ。でもそんな守綱さんをくすっと笑って「かわいい」と言ってしまう朝さん。守綱さんがすべてを仕切っているように見えて、実は朝さんの掌の上ってことね。
いろいろな愛の形があると学ぶ、トットちゃんなのです。
トットちゃん33話 お手伝いさんの赤田市子登場 進路を考えるトットちゃん
お手伝いさんの赤田市子さんが登場します。住み込みで働くために親元を離れてきたのでした。
いつぐらいまでだろう、ある程度の中流家庭にはお手伝いさんがいたのって。もちろん今でも相当なお金持ちであればいるのだと思うけれど、ほとんどないのでは。持てる者と持てない者がはっきりしていた時代だったのですよね。何不自由なく育ってきたトットちゃん。だからもちろん将来のこと、学校を卒業した後のことだってのんびりと構えていられるのね。
そういえば、このところ朝ドラでもヒロインが良いところのお嬢さん設定が多いですね。もちろんトットちゃんは実話だし、設定はあまり脚色されていないようですが。
それでも、学校のお友達が次々と卒業後の進路を決めて行くので、焦ってしまうトットちゃん。
音楽人形劇を見て、絵本を読んであげたりお話しを上手にできるおかあさんになりたいと思ったトットちゃんは、それを学ぶ場所を見つけるために新聞を見て、偶然載っていたNHKの俳優募集の広告に目を留めます。運命ですね~。
「テレビジョン」、そうトモエ学園で郁夫君が言っていたテレビジョンの文字が。
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