トットちゃん第23~24話 主役交代!高校生になったトットちゃんと行商をする朝さん

ぼろいけどふたりのお城で暮らす朝さんとトットちゃん。飾り付きのモンペは実は気に入ってもらえていたようで、村人から注文が来るように。

そして終戦から3年。高校生になったトットちゃんは、子役の豊嶋花から清野菜名に。

トットちゃん23話 畑の隅の小屋で暮らし始めたふたり、身を粉にして働く朝さん

お嬢様だけれどしっかり者の朝さん。この状況ではしっかり者にならざるを得ないかもしれないけれど。

不評だと思っていたポケット付きのモンペは、実は気に入られて自慢されていたらしい。どんな時にもどこにいても、女性はきれいなものが好き。村の女性たちも朝さんに仕立物を頼むようになってきました。農業会の事務所で働き、仕立物もして、時には結婚式で歌を歌い一生懸命働く朝さん、大変だったろうなと思います。

トットちゃんと言えば、青森の言葉も覚えてどんどん生活に馴染んで行っているようです。

ふたりの小屋は、どんどんふたりのお城になって行く。

みんな必死になって生きていた時代・・・そして終戦。

終わった、戦争!(思わず涙)

トットちゃん24話 トットちゃん交代 豊嶋花ちゃん10歳から清野菜名さん23歳へ

高校生になったトットちゃんは、清野菜名に交代。急に大人っぽくなりました。女優さんの実年齢だと13歳も違うので、これは仕方ありません。

相変わらず自由でやさしいトットちゃん。傷痍軍人の郵便屋さんにずっとやさしかった朝さんとトットちゃんです。郵便屋さんも戦争が終わって、生きやすくなったことでしょう。ケガしても、生きて帰ってきて良かったよ。

青森に馴染んだトットちゃんは相手によって言葉遣いを変えたり(青森弁になったり標準語になったり)、ママのことも「おかあさま」と呼んだり「かあちゃん」と言ったりしてますね。

トットちゃんが定期券をなくしてしまったエピソードは本当のことなのかわからないけれど、まさか川にかかった鉄橋にぶら下がって助かったなんて(汽車のお腹が見られたのね!)、それはさすがにと思うけれどどうなんでしょう。トットちゃんならあるかも、なんて思ってしまいます。

朝さんは田舎のものを東京で売って、東京のものを青森で売るという行商を始めました。交通費もかかったと思うのだけれど、これで生活費も賄えたのかなあ。それに行商と言うと物を運ぶわけだから、重くて大変だったろうなあ、体力勝負の仕事ですよね。まああの農業会の事務所の男達と働くのは、それも大変そうだけれど。そしてもちろん仕立物の内職もしているのよね。

それに東京に度々行くというのは、守綱さんの消息を掴むという目的もあったのでしょう。

守綱さんがシベリアで捕虜になっているという新聞記事を見て、初めて見せた朝さんの涙・・・切ない。

守綱さんの噂は耳にしたけれど、結局消息は途切れたまま・・・お願いだから、無事に帰ってきてね、ふたりのために。

トットちゃん 公式サイト

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