「わろてんか」と「トットちゃん」1週目を終わって

いろいろと書こうと思っているうちに、時間は流れ・・・いつの間にか秋・・・

そして秋の連続ドラマが始まってしまいました。

NHKの朝の連続テレビ小説「わろてんか」とテレビ朝日系の昼の帯ドラマ劇場「トットちゃん」です。

出だし好調も視聴率に翳りの見える「わろてんか」

9月末で終わった「ひよっこ」は出だしが不調だったのに、どんどん視聴率が伸びて行ったのとは対照的ですね。「ひよっこ」は、詰めが甘い印象があったけれど、とにかくみんな良い人でみんなに幸せになって欲しくて応援する気持ちで見ていられたので、多少のことは目をつぶって楽しめました。

その良い雰囲気を視聴者は期待して、次のドラマ「わろてんか」を見始めたのだと思います。何しろ題名が「わろてんか」なんだから、笑わせてくれるに違いない、とも期待して。

ところが1週目を終わった時点で、「え!?笑えないじゃん」というのが正直なところです。たぶん笑いを取ろうとしているんだろうな、と思われるところは時々あるのだけれど、笑えない・・・なんか、ずれてる感じ。

私は関東の人間なので、もしかして関西の笑いのツボは違うところにあるのかな?でも関西の芸人さんでも、おもしろいものは、ちゃんと私にも面白いけどな。

でもあんまりおもしろくないと思っているのは私だけではないようで、どうも視聴率が降下しているらしいですね・・・

役者さんたちは、さすがNHKだけあって実力者を揃えていて不足はないし、主役てんの子役の新井美羽もかわいらしかったんですけれどね・・・

「ひよっこ」でよく言われていた「イケメン度不足」を補うためか、「わろてんか」にはイケメンが多数用意されているようで、その中のひとりが北村藤吉役の松坂桃李。甘い顔立ちで、母性本能をくすぐるタイプ、かな。てんとの出会いの時の北村藤吉は16歳ということなのだけれど、やはりここは子役を立てた方が良かったかもと思います。てんとの出会いが、あまりに世代が違い過ぎて不自然な感じ。これで文通が始まっちゃうのか、う~ん、みたいな。

1週目は、てんの母親役の鈴木保奈美の美しさ、お兄ちゃんのやさしさに癒された週でした(祖母役の竹下景子が老け化粧をされていてちょっと気の毒になったけど。まあ、朝ドラではよくあるけどね)。

2週目に入って、松坂桃李の年齢も違和感がなくなるだろうし、高橋一生も出てくるということで、これからに期待しましょう!

わろてんか 公式サイト

こっちのほうが朝ドラっぽい「トットちゃん」

テレビ朝日系列のお昼「徹子の部屋」の直後の帯ドラマが「トットちゃん」です。こちらのほうが「わろてんか」よりも朝ドラっぽいんですよね。何も知らずに見たら、絶対朝ドラだと思うな、きっと。

黒柳徹子やお母さんの朝さんについては、すでにドラマもあるし、小説も何本かあるのだけれど、トットちゃん人気はとどまるところを知らず、です。

まったく前知識なしで見始めましたが、徹子さんのお母さんとお父さんの出会いから始まって、ちょっとびっくりしました。だってこれがとんでもないんだもの。ある程度の脚色はあるとしても、あの時代にこんなことがね。そしてバイオリニストのお父さん守綱さんの「これぞ芸術家」という、何と言うか個性的というか、悪く言えば「自己中」なんだけれど、朝さんへのものすごく強い愛!

何気なく見始めましたが、1回目からすごくおもしろい!キャストも良いし、これからもずんずん面白くなる予感。

NHKの朝ドラと違って、予算が限られているんだろうなあ、と思うところが散見されます。セットや音楽や、ですね。でも建物などにジオラマを使っているのが、なんだかやけにかわいくて。

2週目2日目で、やっと徹子さん誕生!これから徹子さんの人生が始まります。

とっても楽しみ!

トットちゃん 公式サイト

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