なら燈花会 雨の時は?開催中止情報は?夜間拝観開館情報
「なら燈花会」(ならとうかえ)は例年8月5日から14日まで開催されます。
古の都「奈良」が、やさしい光に包まれる10日間です。
「なら燈花会」の灯りは、ほとんどがろうそくが使われます。
雨の場合はどうなるのでしょうか?
なら燈花会 雨の場合は?
「なら燈花会」のサイトには、小雨決行で荒天でないかぎり中止しない、と書かれています。
実際、今までの例を見てみても、かなりの雨でも決行されています。中止になったのは相当激しい降りの時だけです。せっかく足を運んでくれた人たちのために、という心意気が感じられますね。
雨の時や雨の後は、ぬかるんだりして歩きにくいこともありますが、来る人が少ないので写真を撮りたい人にはチャンスかもしれません。
また雨の具合にもよりますが、少しもやがかかったようになって幻想的な雰囲気になることがあります。
「なら燈花会」開催の情報は?
雨の場合に開催するかどうかは、ネットで調べるか、電話情報サービスで確認ができます。
テレドーム(電話情報サービス)
なら燈花会情報: 0180-997-515
なら燈花会期間中の夜間拝観と夜間開館
「なら燈花会」の期間中、時間延長して開館している施設や、夜間拝観があるところがあります。
奈良はどこの施設や飲食店も割と早く締まってしまうのですが、この期間だけはちょっと特別ですね。
「なら燈花会」に出かけるなら、夜の神社やお寺に行ってみるのもいつもと違う雰囲気で良いものです。夜の仏像は、いつもと違う何かを語りかけてくれるかもしれません。
そして「なら燈花会」が万一雨で中止になってしまったら、雨宿りも兼ねて行ってみると良いかもしれませんね。
興福寺 国宝館/東金堂
20時半まで延長
猿沢池に映る興福寺の五重塔は、とても美しく「これぞ奈良」という風景です。
国宝館には、かの有名な「阿修羅像」が展示されています。とても不思議な魅力を持った仏像ですよね。素晴らしいのは阿修羅像だけではなく、国宝指定・重要文化財指定の仏像がたくさん展示されています。
奈良国立博物館
19時まで延長
本館の建物は1894年に建てられたもので、これ自体美しいものです(洋風建築)。たくさんの国宝級の主に仏教美術品を所有していますが、時期によっていろいろな特別展示もしています。
東大寺
8月13日と14日 大仏殿夜間拝観 19時~21時
言わずと知れた奈良の大仏様のあるお寺です。
「なら燈花会」の翌日8月15日に大仏殿で「万灯供養会 」が行われます。約2500基の燈籠に灯がともる盂蘭盆会の最終日。奈良滞在を一日延ばしても、見る価値十分です。
春日大社
8月14日と15日に中元万燈籠(ちゅうげんまんとうろう) が行われます。
19時ごろ点灯、21時半閉門
石燈籠約2000基、釣燈籠約1000基の合計約3000基 の燈籠に灯がともります。こちらも「なら燈花会」とは別の行事になりますが、美しいものです。特に釣り燈籠に灯がともされるのは、なかなか見る機会がないものですね。
まとめ
夜少し涼しくなった古都奈良を、やさしい灯りが包みます。
夏の「なら燈花会」は、時を越えて何かを感じさせてくれる10日間です。
少しの雨なら、かえって涼しく静かに楽しめるかもしれませんね。
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