わろてんか第33話感想 てんがリリコにやきもち、ふたりの強い絆


つぶれてしまった寄席を見つけて、そこをどうにか譲ってもらえないか苦心する藤吉とてん。

てんのけなげな支えと、リリコを心配する藤吉。

わろてんか第33話 リリコの結婚話と寄席を手に入れるための奮闘

てんはお裁縫が上手だったんですね。昼も夜も寝ずに働いて藤吉の夢をかなえるために頑張るてんちゃんです。

え?あれ?いつから寄席をやることが藤吉の夢になったの?確かに芸人になろうとしてものにならなかった藤吉だけど、寄席をやることが夢だったっけ?いつのまにか藤吉の寄席をやりたい気持ちは誰にも負けない、ということになっているぞ。

まあ、それは置いといて・・・

寄席の持ち主亀井が、てんちゃんのけなげさにほだされて寄席を譲ってくれるようになるのだろうなあ、と想像。

その廃業した寄席がなぜか気になって仕方がない藤吉に、藤吉が気に入ったのなら良いものに違いないと言うてんちゃん。あんな偽物つかまされてお店をつぶした藤吉のカンが、本気で良いと思っているの?てんちゃん。。。

それにしても寄席を手に入れて、誰が出演するのかと不思議に思っていたら(だって藤吉の仲間たちって・・・)、売れっ子(なんだよね)のリリコだったのか。

そのリリコが「うちを助けて」と藤吉にすがって来るのだけれど、どうして「助けて」なのかわからない。お金のために無理やり結婚させられそうになっているとかじゃないし、しかも正式な結婚(後妻さんだとしても)なんだから。

そのリリコの芸に魂があると、義太夫をやめるなと説得する藤吉。そして自分の寄席に出てくれ、と。

それを聞いたてんちゃんは、リリコさんに出てもらうためにも頑張ると言う、なんて良い子なんだ・・・まあ、藤吉がリリコにはっきり自分にはてんちゃんしかいない、と言ってくれたからね。良かったね。

ところでその頃、てんちゃんのおとうさんの具合が悪い様子・・・おせっかい風太が登場するみたいですね。風太は親戚筋の丁稚ということだけれど、どうも立ち位置がわからない。だって使用人なのに、あまりに出過ぎた真似をしすぎるんだもの。てんを好いているという、てんを絶対守る、というその心意気は純粋でとっても良いのだけれど。まだ子供時代(福ちゃん)の時は良かったけれどね。

あまりの藤吉のダメさに、モデルである吉本せいさんのことをちょっと調べてみたら、旦那さんは本当にダメな遊び人だったみたいですね。このドラマの失敗は、そのダメ旦那と熱烈に愛し合って一緒になった、なんていう美談にしてしまったところかもしれないですね。ダメならダメで、旦那に頼らずひとりで頑張って成功した女性にしたら、不自然じゃなかったのに。これからの藤吉の扱いはどうなるんでしょうか。

わろてんか 公式サイト

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