トットちゃん21話22話 疎開先の青森で仕事を見つけて小屋に引っ越すことに

疎開先の佐々木一家での居候生活が始まるけれど、やはりなかなか気を遣ってしまうものです、お互いに。

朝さんは佐々木さんの紹介で仕事が見つかりました。よかったわ~。

トットちゃん21話 疎開生活のはじまり 空襲がないのは良いけれど人の心がすさんでいるのは同じ・・・

「お国」からのお達しでリンゴの木は切ってしまって、お芋を作っているとは。。。農家も自分の好きなものを作れていたわけではないんですね。戦後の復興も大変だったのだろうな、と思ってしまいました。またリンゴの木を植えたのかなあ。。。

佐々木さんの伝手で仕事が見つかった朝さん、良かったけれど美しいということはなかなかに大変でもありますね。村中のウワサになっても、朝ドラのあるあるのようにあからさまにいじめられたりしないので良かった。

朝さんはべっぴん過ぎて、トットちゃんはしゃべりすぎる。。。なるべく早く出て行ってもらうようにトメさんに言われてしまうリンゴのおじさんなのでした。

トメさんは冷たいようだけれど、見ず知らずのふたりを受け入れて気を遣ってあげて、十分なのではないかと思います。食べ物は二人分多く必要なのに、どう考えても朝さんには野良仕事ができるようには見えないし。ご飯作らせれば「シチュー」だし。このシチューのエピソードは実話なのかどうか知らないけれど、朝さんはなかなかにやはりユニークな人なんだなあ。

ロッキーに話しかけていたように、べコに話しかけるトットちゃん。名前なんて付けたら情が移るとトメさんに厳しく言われてショックを受けます。

トットちゃん22話 べコがかわいそうで逃がしてしまうトットちゃん

子牛たちがかわいそうになって、逃がしてしまうトットちゃん。

う~ん、これは難しいですね。トットちゃんの気持ちもわかる、やさしいね。でも私たちはそうやって命を奪って自分の命をつないでいく動物なわけで、それもちゃんと理解させないといけない。こうして家畜を飼って、それを食料として売るということを、いけないことのように思わせてもダメだし。つい小林先生だったら何と言うのかな、と考えてしまいました。

かわいいポケットや飾り付き(?)のモンペを仕立てた朝さん、やっぱりユニークな人だと思います。トットちゃんはそんな朝さんに育てられたから、自由に想像力(創造力)豊かに育ったんですね。

畑の隅に立つ小屋で二人で暮らすことにした朝さん、良いアイディアだと思います。もちろんちゃんとした家じゃないから不便だと思うけれど、居候はやっぱり肩身が狭いですよね。多少不便でも気兼ねのないふたりの生活は、きっと楽しいに違いありません。

トットちゃん 公式サイト

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