トットちゃん第10話 ついにトットちゃんがトモエ学園に!

(今のところ)本物の朝ドラよりも朝ドラっぽくて、ずっと面白い「トットちゃん」です。毎日楽しみ!

第10話では、ついに「トモエ学園」に!

トットちゃんにも暗い戦争の足音が・・・

トットちゃんが無邪気にお巡りさんに「スパイってどうしたらなれるの?」と訊いてしまったことから、エミーさんとダニーさん、そして守綱が警察に連行されてしまう。。。いやな時代ですね。

エミーさんが伯爵令嬢だったことから無事解放されるのですが、有澤伯爵役の橋本大二郎さんが白髪の老紳士で登場。ここでお涙ちょうだいのエミーさんとお父様の久々の再会の図、にはならないわけですね。さすがエミーさん!でも伯爵がかわいそうになっちゃいました(どんな身分だろうと、娘を思う父の気持ちは同じだと思うから)。

こういう時代、芸術家は居場所がなくなって行って、しかも経済的にも難しくなって行く。それでも守綱の朝さんとバイオリンへの愛は不変なのである、もちろん。

トットちゃんがトモエ学園へ

そして小学校を退学(さすがにそういうことではなく、自主的に転校するよう勧告)になってしまったトットちゃんが、運命的に「トモエ学園」を知ることになります。

トットちゃんがトモエ学園に最初に行った日、園長の校長小林宗作先生(竹中直人)が、4時間もトットちゃんの話に耳を傾けたのだそうです。すごいな~。良かったね、トットちゃん。

理解者に巡り合えることは、人生の宝ですね、ホント。

トットちゃんは、今で言えば「発達障害」ということになるのかもしれません。病名(というのも何だかいやだけれど)があるからと言って、理解してくれる人がたくさんいる、ということにはなりませんが、少なくともトットちゃんの時代よりは良いのかな。

周りと合わせられない子供がいることは、学校や先生にとって大変だというのはわかるんですけれどね。それでも「テイノウ」とかって子供を呼んじゃったり、邪険に扱って話しを聞いてあげなかったり、頭ごなしに従わせようとしたり、そういうのって子供は大人が考えるよりも敏感に感じて傷つくものですよね(もっともトットちゃんは、そういうことにはどうも無頓着だったみたいだけれど)。

それにしても、やっぱり両親がトットちゃんを深~く愛して受け止めてあげている、というのが一番かなあ。威圧的に学校でお行儀よくするように言って聞かせたり、ということがなかったみたいで。それより画用紙からはみ出して描いてしまった(芸術的な!)絵を見て、つい微笑んでしまう朝さん、良いですよねえ。

トットちゃんは、この両親とトモエ学園の小林先生と、もちろん理解ある両親のお友達やおばさまに囲まれて、本当に幸せだったなあ、と思います。

これからトットちゃんのトモエ学園での生活が始まりますが、戦争も近づいて来る・・・悲しいこともたくさん起きそうで、登場人物みんなが大好きになってしまった私は、とてもとても心配です。。。

トットちゃん 公式サイト

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