醍醐寺は京都の桜の名所 アクセスは?豊太閤花見行列はいつ?

京都で桜の名所と言えば、醍醐寺、です。
関西の桜の人気投票では、いつも上位に入ります。
豊臣秀吉の「醍醐の花見」といえば、聞いたことのある人も多いでしょう。
醍醐寺基本情報
真言宗醍醐派総本山 醍醐寺
創建:貞観16年(874年)
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
電話:TEL:075-571-0002
開門時間: 午前9時から午後5時まで(3月から12月第一日曜まで)
アクセス:
京都駅からはバスか電車で行くことができます。
桜のシーズンは道路が混雑するので、特に週末は電車で行く方が良いかもしれません。
電車の場合:
JR京都駅から、JR東海道本線(琵琶湖線)または湖西線約5分で山科駅。京都市営地下鉄東西線に乗り換え、約10分の「醍醐駅」で下車。
もしくは
JR奈良線・六地蔵駅、京阪六地蔵駅で地下鉄東西線に乗り換え、約5分の「醍醐駅」で下車。
バスの場合:
京都駅八条口8番乗り場(ホテル京阪前、山急醍醐寺ゆき乗り場)所要時間:約30分
地下鉄醍醐駅から醍醐寺までの行き方は、こちらのページを参考にしてください。
醍醐の花見の歩き方
広大な境内に、いろいろな種類の桜が約1000本植えられています。
醍醐寺は境内も高低差がありますし、桜は種類によっても開花時期がずれるので、約3週間に渡ってお花見を楽しむことができます。
桜の見ごろはお天気に左右されますのではっきりとは言えませんが、通常3月の末から始まります。
醍醐寺の桜の見どころを、ご紹介します。
総門を入ると桜並木です。
桜並木を歩いている時に、忘れず右方向に注意して大きな枝垂桜を見逃さないようにしましょう。
この見事な桜は、霊宝館内に咲く、樹齢180年 の枝垂桜です。
この霊宝館を拝観する場合は、600円の拝観料が必要になります。
そのまま進み仁王門をくぐりますが、少し歩いたら忘れずに振り返って風景を見てくださいね。
ここから、金堂前の枝垂桜、五重塔の前の枝垂桜、と見事な桜が続きます。
この周辺の桜の開花は、他より少し早めです。
先に進んだところで、弁天堂が池に映る「醍醐寺」のポスターでよく見かける風景が見られます。このあたりの桜は少し遅めです。
この先に進んでも良いのですが、醍醐寺はとても広くて、全部歩くと大変なことになります。足に自信のある方は、長時間歩ける靴を用意して行かれると良いでしょう。
高いところから見下ろす桜の「醍醐寺」は、とてもきれいですよ。
実はここまで来ても、醍醐寺の桜のクライマックスをまだ見ていないんですよ。
ここまででもじゅうぶんきれいで、圧倒されてしまうのですが、醍醐寺の桜はこんなものではないのです!
Uターンする形になりますが、また仁王門をくぐり桜並木に戻ります。
右手、行きに枝垂桜を見た霊宝館の反対側に「三宝院」があります。
「三宝院」は拝観料が600円かかりますが、是非中に入りましょう。
ここの庭園は、豊臣秀吉が「醍醐の花見」をするために基本設計をしたもので、華やかな桃山時代の雰囲気が味わえます。大玄関前に見事な大紅しだれ桜 があります。
醍醐寺は敷地が広いため、たくさんの人が詰めかける桜の時期にも、芝生に腰を下ろしたり、置いてある椅子に座ったり、ゆったりとお花見を楽しむことができます。
豊太閤花見行列はいつ?
4月の第2日曜日に、1598年に行われた秀吉の「醍醐の花見」にちなんだ、豪華な行列が境内を練り歩きます。
「豊太閤花見行列」(ほうたいこうはなみぎょうれつ)です。
当時の装束に身を包んで秀吉の「醍醐の花見」を再現したものです。
13時から15時にかけて行われますが(時間は現地で再確認してくださいね)、三宝院が出発点になるので、三宝院を拝観したい方は時間に注意してください。
満開の桜の中を歩く行列を見ると、タイムスリップしたような錯覚に陥ります。
ただし、この日が一番混雑するのをお忘れなきよう。
もし桜だけを楽しみたい場合には、この日は避けたほうが良いでしょう。
まとめ
何しろ見事な桜がたくさんあります。
醍醐寺は境内が広いし、山の中腹にあるので、ちょっとしたハイキング気分で出かけましょう。
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